日本ではこんな媚薬があった

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日本ではこんな媚薬があった

現代においても、古代においても、性的な悩みというのは付きません。例えば、性欲がわかない、勃ちが悪くてセックスがうまくいかない…などです。そんな悩みを解決してくれるものの一つとして、媚薬があります。性的興奮を高めたり、恋愛感情を引き起こさせたりする効果があるとされている媚薬。近年騒動になった「バイアグラ」という薬、あれも媚薬の一種なんですよ。
媚薬の歴史は古く、世界的に見ると1000年以上の歴史があります。日本では、江戸時代に媚薬が使われたという記録が残っており、その専門店まで存在していたのです。今回は、日本の媚薬の歴史を紐解いていきます!

日本ではこんな媚薬があった

〇江戸の媚薬

1682年に刊行された、井原西鶴の『好色一代男』には、性欲増強などに効果がある牛膝や、車前草が使われていた、という記録が残っています。牛膝は現代でも日本国内で精力剤に使われているもので、イノコヅチの根を乾燥させた漢方です。車前草も同様に、現代でも精力剤に使われています。
上記のものは漢方ですので、媚薬というよりは、「栄養剤」の要素が強いですが、しっかりと調合された媚薬も存在していたようです。「長命丸」と呼ばれるものです。麝香、せんそ、アヘンなどの成分を用いて作られていたようです。

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〇調合の仕方

調合の仕方は、いたって単純です。上記の成分を混ぜて合わせるだけです。技術も今ほど発展していませんから、無理もありませんよね。

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〇使用用途・効果

使用用途は、男性の射精を遅らせるためのものだったようです。
気になるのはその成分。アヘンなど今では麻薬とされているものです。せんそはヒキガエルの皮腺から分泌する成分で、大変強い毒性を持っています。ですのでこの薬、飲むことはできません。性器に塗って洗い流す、という使用方法だったようです。麻薬や、強い毒で性器の感覚を麻痺させていたというわけです。

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〇扱っていたお店

この危険な媚薬、長命丸を扱っていたのが、現在の両国にあった「四ツ目屋」というお店です。この四ツ目屋、媚薬のほかにも、アダルトグッズなどを取り扱っており、「江戸のポルノショップ」としての役割を果たしていたようです。日本人は元来スケベ、と言われていますが、江戸時代からそんなお店があったとは驚きですよね。

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