インドの媚薬とはどんなものか

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インドの媚薬とはどんなものか

アジア大陸の中央に位置するインド。大航海時代には、香辛料を求め、多くのヨーロッパ人がインドをはじめとする、東南アジアの島々を訪れました。このころ頻繁に取引されていた様々な香辛料は、今でも料理に欠かせない存在となっています。でも、意外なことに、当時香辛料は料理のスパイスというより、食料の保存のために使われたのです。長い航海で、肉などの腐食を防ぐために、殺菌効果の高い香辛料は必須でした。さらに驚くことに、それらのスパイスを、媚薬として使用していた歴史があるのです。また、香辛料のほかに、ハーブも媚薬として用いていました。今回は、インドの媚薬の歴史をご紹介します。

インドの媚薬とはどんなものか

〇媚薬として使われた「ナツメグ」

スパイスといえば、料理に使うものというのが現代人の認識です。スパイスが媚薬なんて、にわかには信じがたい話ですよね。いったいどんなスパイスを媚薬として用いたのでしょうか?
それはナツメグです。ナツメグは、クローブ、シナモンやこしょうと並び、世界四大香辛料の一つとされています。今でも、インドカレーには欠かせない存在です。実はこのナツメグ、「夫婦の愛をつなぎとめる」と信じられ、媚薬として用いられていたようです。ジプシーたちの間で、まことしやかに囁かれ、このうわさが広まりました。あくまで伝承なので、効果は確かなものかわかりかねます。しかし、ナツメグには整腸作用などがあり、健康の薬として使わることもあるので、健康的な体になることで性欲が高まるということもあり得るでしょう。その歴史は古く、少なくとも11世紀頃から使用されていたようです。

インドの媚薬とはどんなものか

〇媚薬として重宝されたハーブ「ジャスミン」

私たちにも馴染み深いジャスミンの香り。インドでは古くから「媚薬」として使われていました。ジャスミンの香りを嗅ぐと、脳内でエンケファリンという快楽物質が作られるので、リラックス効果があるといわれています。また、不安を感じた時に脳内で分泌されるセロトニンのバランスを整えくれることから、男性の勃起不全にも効果があるのです。古代インドでは、びっくりするようなものが「媚薬」として使われていたんですね!

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