アボリジニ―と媚薬の歴史

MENU
アボリジニ―と媚薬の歴史

アボリジニ―はオーストラリアの先住民で、およそ4万年前から存在している民族です。彼らは自然と人間が一体のものと考え、山、川、動物、すべてを神聖なものとしました。食料を求めるために、季節が変わるごとに放浪し、カンガルーやウォンバットを食べ、厳しい土地を生き抜いてきたのです。オーストラリアでは、今でもカンガルーを食べる習慣が残っていて、スーパーでも普通にカンガルーの肉が売られています。アボリジニ―たちは、狩りで捕まえたカンガルーを余すところなく使いました。皮や骨、そしてなんと、その睾丸まで利用したんですよ。用途はなんと、媚薬です。精力減退などの性に関する悩みは、普遍的なもの、媚薬も必要だったのでしょう。今回はアボリジニ―の使用していた媚薬をご紹介します。

アボリジニ―と媚薬の歴史

〇カンガルーの睾丸

今でも、馬など睾丸を使用した媚薬があるように、昔から様々な地域で、睾丸は媚薬とし使われてきました。そして、オーストラリアのアボリジニ―ではカンガルーの睾丸を、媚薬として使用していたのです。実際、睾丸にはプロタミンなどのたんぱく質が豊富に含まれ、疲労回復や美容、そして精力増強の効果があるといわれています。でも、当時のアボリジニーたちは、これを知って睾丸を使っていたわけではないでしょう。きっと、「一番精が付きそうな場所だから、とりあえず食っておこう!」というノリだったに違いありません。使用方法は、乾燥させ、粉にして飲むというものでした。

アボリジニ―と媚薬の歴史

〇蟻も精力増強に一役買った!?

アボリジニーたちには、蟻を食べる習慣がありました。日本では信じられませんが、蟻は東南アジアや、ヨーロッパでも食べられているんですよ。蟻には、イソイノコステロンという、たんぱく質の生成を助けるホルモンが含まれており、疲労回復、精力増強などの効果があるのです。アボリジニ―は、ミツツボアリという種類の蟻を、頻繁にデザート感覚で食べます。媚薬の用途で使用したわけではありませんが、ミツツボアリが彼らの精力向上に一役買ったことは言うまでもないでしょう。

Top